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【医科】2024年の診療報酬改定、施行は6月に後ろ倒しになります

診療報酬改定とは、保険医療機関の治療や診療に関わる報酬を改定することで、基本的には2年に一度実施されます。次の診療報酬の改定は、2024年です。
診療報酬改定はいままで、4月施行でした。来年予定されている次期診療報酬改定は、2ヶ月後ろ倒しして、6月1日から施行となる見込みです。

2ヶ月間後ろ倒しされる理由は、診療報酬改定の決定から施行までが短期間であるため、ベンダや医療機関等における対応が集中し、大きな業務負荷となっているからと説明されています。
この件については、厚生労働省の中央社会保険医療協議会において話し合われ、8月2日に開催された総会で了承されています。

なお、薬価改定はこれまでと同じく、4月1日の施行となる予定です。

出典:厚生労働省「中央社会保険医療協議会総会資料」
参考:厚生労働省「中央社会保険医療協議会総会(第551回)」
関連文書:「次期診療報酬改定、施行を後ろ倒しの方針」

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