医療経営支援

不足する外来医療機能を担いますか、どうしますか?(新規開業に伴う外来医療提供等報告書)

これから新規開業を計画している先生方にとってはどの医療圏内で開業するかは重要な成功要因です。そのために様々な地域情報を収集し最適な場所を決定するわけですが、開業場所は基本的に規制される事は無く自由に開業できるのが現状の認識になっていると思います。

一方、都道府県では令和2年3月に外来医療計画を策定し、同年4月以降から外来医師多数区域における新規開業者に対し地域で不足する外来医療機能を担うかどうか意向確認を行っている場合が有ります。東京都や福岡市はその例で、「地域医療への協力意向の確認について」や「新規開業に伴う外来医療提供等報告書」の中で、各医療計画で必要な「初期救急」「学校医」「予防接種」「産業医」「在宅医療」など様々な医療機能を担うかどうかの確認を行っています。また意向が無い場合は地域医療構想調整会議でその理由の説明を求める場合があると記載して有ります。

医療計画の策定が議論された令和元年に日本医師会は管理でも制限でも無いと認識している旨意見していますが、現実に意向を表さない医療機関に対しどのような説明が求められているか?なんだか見えない規制に繋がるのではないか?など不安も高まってしまいます。皆さんの地域で一度外来医療計画を確認されてみては如何でしょうか。

医療経営支援チーム
岩本宗智

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