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【医科】マイナ保険証で資格確認ができない場合の対応

マイナンバーカードと健康保険証の一体化は、2021年10月20日から始まっており、現行の健康保険証を2024年秋に廃止してマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針が発表されています。

先日、厚生労働省より事務連絡が発出され、その中で、マイナンバーカードによるオンライン資格確認の際、「資格(無効)」「資格情報なし」と表示される場合や、機器不良等の原因によりその場で資格確認ができない場合について、対応方法が明示されました。
マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない場合、以下のような対応があります。

・ 患者が健康保険証を持参している場合は、健康保険証にて確認する。
・スマホ等でマイナポータルの被保険者資格情報の画面を提示してもらい確認する。
・過去の受診歴から被保険者資格情報が確認でき、被保険者資格申立書に記載すべき情報を把握できている場合、その時から保険資格が変わっていないことを口頭で確認する(これにより、被保険者資格申立書の提出があったものと取り扱うことができる)。
・患者に被保険者資格申立書を可能な範囲で記入、提出してもらう。

対応の手順や留意事項などは、以下の事務連絡で詳細に説明されていますので、ご確認ください。
厚生労働省事務連絡(令和5年7月10日保発0710第1号)「マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない場合の対応について」(https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T230711S0030.pdf

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