厚生労働省は、令和2年6月末時点での、介護医療院の開設状況を公表しました。平成30年4月から2年を経過し、全国では515施設が開設されていますが、九州各県では、どの程度増加したのか表にまとめました。まず九州内では、施設数・療養床数ともに福岡県が32施設/2162床と一番多く、全国でも一番多い状況です。次に熊本県が30施設、鹿児島県が24施設です。全国でも30施設超は、福岡県と熊本県の2県です。熊本県は特に、令和2年4月~6月の3ヶ月での増加数が急増しており、2021年3月迄算定される『移行定着支援加算』が1年をきったことが要因としてあげられます。九州内で開設数の少ない県としては、沖縄県の1件、宮崎県が2件、佐賀県が3件の順です。加算の一方で、「療養環境減算」を受ける場合もあり、施設基準の為の施設改修など令和6年3月までの経過措置期間までの期間がある為に、まだ検討されている医療機関・介護施設が多いことが要因としてあげらます。
☛ 表PDF 介護医療院の開設状況について
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