労務・研修・その他

マイナンバーカードの今

20249月時点のマイナンバーに関するデータ

 ①人口に対する保有率 74.8%
 ②①のうち、健康保険証としての利用登録率 80.6%
 ③①のうち、公金受取口座の登録率 67.8%

※デジタル庁のマイナンバーカードの普及に関するダッシュボードで毎月更新中(https://www.digital.go.jp/resources/govdashboard/mynumber_penetration_rate

現在マイナンバーカードを持っているとできること

 ①個人番号を証明できる
  マイナンバーの提示が必要な様々な場面で、マイナンバーを証明する書類として利用できます。
 ②1枚で本人確認ができる
  マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。
 ③証券口座開設など民間のオンラインサービスで使える
  オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込みです。
 ④コンビニで住民票の写しなどの公的な証明書を取得できる
  コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。
 ⑤健康保険証として利用できる   対応する医療機関・薬局は順次拡大していきます。

他にも、マイナンバーカードがあれば給与所得と年金所得のみの場合など、確定申告がスマホだけで完結します。利用者証明用及び署名用のパスワードが必要です。

令和6年12月2日以降、現行の健康保険証の発行は行われなくなります!

マイナンバーカードをマイナ保険証として利用するためには、登録作業が必要です。現行の保険証も最大1年間は利用できる経過措置がありますが、早めに準備しておきましょう。
各健康保険協会等から届く資格情報のお知らせはマイナ保険証の認証がうまくいかないときや医療機関にカードリーダーが導入されていない場合に必要です。マイナ保険証と一緒に持ち歩きましょう。
 
マイナ保険証のメリット
・受診時に医療情報が自動で共有されるので、たとえばお薬手帳なしでも現在の服薬状況を確認して処方されるなど、より適切な医療が受けられます。
・手続きなしで高額療養費制度が適用され、限度額を超える窓口支払いをせずにすみます。
 
詳しくはこちら:厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html

役所窓口に行かなくてもパスワードが初期化できる!

マイナンバーカードには受け取り時に決めた数字4桁のパスワードが3つ(利用者証明用、券面事項入力補助用、個人番号カード用)と、半角英数6文字から16文字のパスワードが1つ(署名用)あります。規定の回数を超えて間違えるとロックがかかり、解除するためには「役所の窓口で」とアナウンスされます。
しかし、4桁もしくは署名用のどちらかを覚えていれば、PCやスマホから、もしくは特定の
コンビニでロックを解除し、パスワードを初期化することができます。
 
詳しくはこちら:公的個人認証サービスポータルサイト(https://www.jpki.go.jp/

!!取り扱いには十分注意を!!
免許証や従来の健康保険証もそうであるように、マイナンバーカードを持ち歩く際は紛失等しないよう十分注意しましょう。紛失した場合はすぐに利用停止のお電話を!
マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178(音声ガイダンス2番)
(24時間365日受付:日本語の他、英・中・韓・西・葡も対応)

参照・出典:マイナンバーカード総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp/

※更新時の法令や情報等に基づいております。最新の情報についてはご自身でご確認ください。
※当情報を用いた個別具体的な判断に対して弊社は一切の責任を負いかねます。必ず税理士等の専門家にご相談ください。
※弊社が独自に作成した文章等の転載・改変・再配布等の一切を禁止します。

関連記事