調剤薬局・薬剤師の先生を取り巻く状況が変化する中、患者さん自身が適した薬局を選択できるよう、各都道府県による特定機能を有する薬局の認定制度が、令和3年8月1日から始まりました。福岡県では、令和5年6月1日時点で116件の調剤薬局が地域連携薬局の認定を受けられています。
『地域連携薬局』とは、外来受診時だけではなく、在宅医療への対応や入退院時を含め、他の医療提供施設との服薬情報の一元的・継続的な情報連携に対応できる薬局です。
患者に対して安心・安全で質が高く効果的・効率的な医療・介護サービスを提供する上で、他の医療提供施設(医療機関、薬局等)の医療従事者との連携体制を構築した上で対応することが必要となります。地域連携薬局としては、他の薬局に対する医薬品の提供や医薬品に係る情報発信、研修等の実施を通じて、他の薬局の業務を支えるような役割が期待されます。
地域連携薬局の認定の有効期間は1年間です。有効期間が満了する前に更新しなければ、有効期間満了後は、認定薬局である旨を称することができなくなりますのでご注意ください。福岡県の場合は、認定の有効期間が満了する50日前までに、受付窓口へ更新申請書類一式をご提出ください。
参照:福岡県WEB薬務課地域連携局の認定制度について(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/ninteiyakkyoku-shinsei-2021.html)
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