医療経営支援

【医科】医師数の変化について(診療所の診療科別医師数変化)

今回は、診療所の診療科別医師数の変化と推移に着目します。
内科医師は、地域包括ケアシステムの中で中心的役割を果たす事が比較的多いと推測されていますが、それほど増加していないのが現状です。大幅な減少外科産婦人科で、外科に関しては2000年5,623人に対して2020年2,664人と約半数まで減少しています。

内科系及び外科以外の診療科は、眼科整形外科皮膚科精神科が大幅に増加し、小児科は小児人口が減少する中でも増加しています。
表外では美容外科が、絶対数は少ない中、2020年の診療所35歳未満医師1,602人の内、245人が選択し、増加が顕著となっています。

現状は、医師養成数を増やしても、保険診療ではなく自由診療を主とする診療科への医師の流出が避けられない状態です。また、今回の診療科別や医療施設別だけでなく、都道府県別医師偏在について着目する必要があるでしょう。

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