医療経営支援

【歯科】物品販売から始めませんか?

院長とスタッフが共有する月次目標の中に歯ブラシやフロスなどの物品販売額を掲げていらっしゃる歯科医院があります。こちらの歯科医院は院長先生と副院長先生が常に自院の成長を目指して様々な取り組みを実施されているのですが、この販売目標は単に収益アップを目的としたものではなく、スタッフの成長に主眼を置いて取り組まれています。
この取り組みを通じて期待される効果は、患者さんに物品を提案するためにスタッフ一人一人が自分達の提供しているものやサービスが何なのかを改めて見つめ直すことで、それらの特性などを「学ぼう」とする姿勢を持つことです。そして、このプロセスを通じて、学ぶことや自分自身の業務を見つめ直すことが習慣化されることによって、何事にも積極的に取り組むスタッフとなり、さらには提案を通じて患者さんと円滑なコミュニケーションが行えるスキルを身につけることも期待されます。
昨今、採用や離職など人事に関する課題が増える中、貢献度の高いスタッフを育成する方法の一つとして、まずは物品販売から始められてはいかがでしょうか?

★取り組みのポイント
・自分達が提供するものやサービスが何なのか見つめ直すことで、学ぶきっかけを作る
・学びを通じて、何事にも積極的に取り組む姿勢を持つスタッフ育成を目指す
・患者さんとの円滑なコミュニケーションスキル獲得へと結びつける

※記事掲載に当たっては院長先生よりご承諾を頂いております。

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